人生訓16-9-110

問題を起こせば、文なにがしが負けるようにはなっていないというのです。ここで六千双の合同結婚式をする時も日本から二千八百双、五千六百人が来る時、反対して大変でした。反対してみなさい!誰が抜け出すのかというのです。すべてが反対しても、一人も抜け出さないのです。 * そのようなことをなぜするのでしょうか。青年世界にこれを早く通過させなければならないというのです。今は、文先生が行く所に合同結婚式は世界的に知られているので、これから反対してみたところで意味がありません。日本も反対している途中で滑り落ちたことをみんな知っているので、もう反対できないという、そのような看板がつけられたのです。 * 先生は、世界史的な第一線でサタンの総攻撃を受けてきたのです。韓国の総攻勢とアジアの総攻勢をすべて受けながらこのような道を築いてきましたが、皆さんの時代はそのような時代ではありません。歓迎を受けながらするのです。 * それで皆さんのホーム・チャーチでは、東西南北に散在しているその門をこれからすべて開いて、また閉まっている門を開いて、通ってもいいという環境をつくらなければならないのです。それでこそ天国になります。それが一つから二つに、二つから三つに連結して、韓国での六千家庭を中心として連結しなければなりません。 * 私たちが今、世界的な大会をどんなにたくさんしていますか。このごろはあまりにもたくさんするので、私に対して報告もしません。ここの六千双の合同結婚式だけ見てもそうです。小さい町内で結婚式をするにしてもけんかして大変なのに、六千双の結婚をしながら大声一つなく、整然と行ったのです。今でも本当に天の前に感謝するのです。飛行機に乗って行ったり来たりするので事故が起きることもあり得るし、車が故障して死ぬ可能性がいくらでもあるのに、すべて天が保護してくださいました。有り難いことです。 * 八六千五百家庭 1.六千五百家庭は交差祝福のケース サタン数の三倍、旧約時代、新約時代、成約時代を代表した六千年に該当する数を蕩減して、人類歴史全体の家庭が、神様の祝福圏内にすべて蕩減して越えていく数なのです。これは七百七十七家庭、千八百家庭は七、七番目です。七数は越えていく数です。その次に六千家庭は八、六千五百双は六千七百家庭です。六千七百家庭は、人間が六数を中心として七数を合わせて清算するのです。 * 六数で七数をまだ越えていないので、それを蕩減するために六千五百双の祝福をしたのです。六千五百双は米国の二百双を足して六千七百双です。それを祝福することによって、これが九次、九数を越えていくのです。 皆さん、一昨年の十月三十日の六千五百双では、日本と韓国の人たちを交差祝福させました。日本人たちは韓国の男性と女性に出会い、韓国人は日本の男性と女性に出会ったのです。 P101 次ページ アダム国家を代表した韓国人と、エバ国家を代表した日本人と交差祝福をさせた意味が大きいというのです。どのようにして一つになるのかというのです。これが国家基準で交差祝福することによって、統一的家庭を連結させることにおいて、国家的次元で越えるのです。その国家的次元を越えたので、世界的時代へ越えていくのです。それで昨年の交差祝福が重要なのです。 * 天が統一的運勢を迎えさせるために韓国を中心として摂理を始めたのですが、天のみ旨を受け入れることができずに、金日成主席が、サタン世界が侵入して南北が分立されたので、世界がここで問題となったのです。これが分かれたので、合わせることができる運勢を収拾しなければ本然の地に戻れないのです。 * ところが昨年、先生が帰ってきて、それを連結させて開天節を中心として、アダム国家とエバ国家が交差祝福をすることによって、条件的に家庭的国家基準を越えるようになったというのです。家庭を考えなければなりません。家庭基準です。これを知らなければならないのです。 * なぜ今回、日本人と韓国人を一〇〇パーセント交差祝福させたのかということを知っていますか。アダム国家とエバ国家、アダム国家は韓国で、エバ国家は日本であり、アダムとエバが個人で自分勝手に結婚して世界を失ったので、今はそのようにばらまいたことが結実として国家的基準で収めてくるのを、ひっくり返したのです。蕩減して覆し、世界的原則においてアダムが上に、エバが下になり、ここでは二世を中心として連結したこの愛の基盤を蹂躙する者がサタン世界にはいないということを知らなければなりません。 * 先生は知っています。日本は、宝石で飾った美人が全裸で横になっているようなものです。何も身につけていない女性です。それを四人の男性がねらっています。三天使長と完成した一人のアダムです。その完成したアダムが権限を行使するためには「こいつら、手をつけるな!」と言って、交差祝福をさせなければならないのです。そうしなければ息子、娘をみな占領されてしまうのです。堕落は息子、娘、カインによって決まるのです。 * 女性一人の力では三天使長を防ぐことができません。しかし、交差祝福することによって、神様の息子が連れていくことができるようになっています。復帰されるのです。それで交差祝福こそ、日本が主人として最高の条件を得ることができる方法です。そのような喜びの条件なのです。 * 韓日交差祝福をした人は、日本人ではありません。アジアを越えたのです。自分たちの国を指導し得る思想をもっているという観点から見た時、韓国に来ている日本家庭は、中国もすべて開拓できなければなりません。故郷の地に派遣して世界を包容できる基盤を築こうとアダム・エバの一体圏を先生がつくっているのです。歴史はそのようになっていくのです。偉大な歴史がここから始まるのです。 P102 次ページ この前、日本の青年男女二千五百名と、韓国の青年男女三千五百名を交差祝福しました。「きょうから君たち日本人は韓国人と結婚して、韓国人は日本人と結婚するのだ!」と言いました。その二千五百名の中に東大出身が何人いるか知っていますか。東大出身は十何人もいます。それから大学卒業者は多数で、医者だけでも約三十人になります。「みんな辞めて韓国に来るのだ」と言いました。 * 日本人同士で結婚した人たちと交差祝福を受けた人たちのうち、どちらが高いでしょうか。交差祝福を受けた人たちに侍らなければなりません。日本の将来の重要な責任は誰の肩にありますか。交差祝福を受けた人たちを日本の責任者に徐々に任命することが伝統的な天の観点なのです。今はそのようにしていませんが、そのように準備していなさい。米国もそうです。こういうことを公式的に初めて話しました。時が来たので話すのです。 * この前、私たちが交差祝福する時、日本の久保木や何人かの幹部が信じなかったのです。しかし、一週間急がせてできたのです。何万人ですか。六千五百双なら一万人を超えます。一万人以上が日本から来なければならなかったのです。八千人、九千人が一週間の間にすべて押し寄せてきましたが、飛行機がどこにありますか。オールストップしたのです。私がみな分からないようにやりました。 * 日本の韓国大使館では三日間、昼夜を徹して自分の一族を動員しながら印鑑を押し続けたのです。それで日本政府と韓国政府が後押ししたという条件になったのです。六千五百双の祝福を韓国政府が後押ししたのです。 キリスト教は、怨讐とは個人だと思っていますが、違います。個人の怨讐ではありません。国の怨讐です。国の怨讐を愛さなければなりません。ですから日本を愛しなさいというのです。そうです、日本人と韓国人が出会えば、火花が散るでしょう。今回、交差したことを知っていますか。個人で交差結婚した時には滅亡の落とし穴に落ちていきますが、むしろそのように植えられた根によって、国家的には分かれたのではなく、一つになって天国に入っていくのです。日本人と韓国人が交差祝福することによって、この国の運勢が地に根を下ろし始めるのです。 * 九三万家庭 1.三万家庭は三時代三数を代表した家庭 昨年、三万双が祝福を受けましたが、国家を超えて、地域を超えて、宗教を超えて、政治圏を超えて国際結婚をしました。考えてみてください。三万双ならば、六万人になります。どれほど多い数でしょうか。そのように多くの人たちが十日間でもなく、一日ですべて行ったのです。一つの国の人だけではありません。約百三十カ国の白人、黒人、黄色人種はいうまでもなく、すべての人種の人々が参加したのです。皮膚の色が違っても、生活方式は同じなのです。一つです。 * 「ため」に生きる生活文化は、全く同じだというのです。たとえ貧しく暮らしたとしても、人のために生きるのです。そのような家庭が全世界に広がっていくというのです。私たちのような人たちが世界の大部分を占めて、二十年後に一つの世界、一つの国家をつくったと考えてみなさい。そのような時が来るというのです。 P103 次ページ 一九九二年八月二十五日は、何の日ですか。三万双の結婚式です。統一教会の祝福を受けることが難しかったのです。二十年間聖別しても、祝福を受けることができずに去っていった人がいたのです。では、今の時はどうでしょうか。一週間を七年とするのです。一週間に自分が間違いなくサタンの体だと認めて、真の父母が来て血統転換させてくれると信じれば祝福してあげました。サタンが所有していた人たちです。国の主人になれない者たちです。それで所有権を転換しなければならないのです。 * 三万双の結婚は、最後の峠を越えていくものです。三時代、蘇生時代・長成時代・完成時代、旧約時代・新約時代・成約時代の三数を代表したのが三万双なのです。それで相対的に六数を越えるのです。三数の主導権で六数を越えるのです。第二次大戦を中心として英国、米国、フランスと、日本、ドイツ、イタリア、この全体を蕩減しなければなりません。 * 三万双の祝福を歴史的な一つの記念碑的事件として受け入れるべきだということを知らなければなりません。その歴史的な背景がどの程度歴史的でしょうか。これは世界史的です。三万双を終えてからは先生が祝福をしてあげなくてもかまいません。 * 今回の三万双の祝福は、体育オリンピック(世界文化体育大典)と共に開催され、人間社会の精神的な面と肉体的な面の均衡を保って発展させなければならないという方向性を示す意義をもっています。特に、世界百三十カ国から国籍と人種を超えて三万双の善男善女が集まった中で挙行される歴史上最大規模の合同結婚式は、二十一世紀とともに新しい歴史時代を迎える世界人類が、神様を中心としてお互いに和合することにより世界平和を実現するという、平和の大道を見せてくれる壮挙となることでしょう。 * 特に、八月二十五日には世界全域から集まった約三万双が神聖な祝福を受けて、神様を中心とした新しい家庭の伝統の確立を固く誓うでしょう。家庭は国家、社会の最も基本的な単位です。社会問題の解決は、家庭問題の解決から始まります。 三万家庭というのは、蘇生、長成、完成の三数を中心としています。三数は全体を代表したものです。聖別数です。天の国と地の国を完全に開放してしまうのです。 * 御父母様の前にある日本、米国、ドイツはアベル圏ですが、長子権を行使することができます。この日本、米国、ドイツを中心として、これから世界的な祝福をします。九二年に三万双の世界的な祝福をしました。三数というのは完成数で、天の数を代表します。蘇生、長成、完成です。三万家庭を祝福したのは世界的です。三万双の祝福以後は統一教会合同結婚式に対する反対がさっとなくなってしまうのです。三万双が結婚することによって、国際的に連携するようになりました。 * そこには国家もなく、国境もなく、民族もなく、文化もないのです。今までの結婚は、その境界線を越えることができず、自分の国を中心として、自分の国でも自分の氏族を中心として、それも自分と関係のある氏族だけを求めて結婚しましたが、これを完全に捨てたのです。国境や民族や人種や宗教や文化をすべて捨てて、兄弟として、初めて歴史的結婚運動に参加する、このような役事が国際合同結婚式だというのです, P104 次ページ 三家庭、三十六家庭、七十二家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百、六千家庭、六千五百家庭、その次は三万家庭です。この三万家庭は、帰一数なので世界的です。蘇生・長成・完成時代を渡っていかなければなりません。三万双とは、旧約時代、新約時代、成約時代を出発する立場です。今から世界祝福時代へと越えていくのです。 * 一九九二年に祝福したのが八月二十五日でしょう。三万双を一週間の間に祝福をしてあげたのです。このように見る時、この三代の先祖に、横的には五十億人類がすべて入るのです。平面的にしてあげるのです。それで一週間にみ言だけでも聞けば、その後の全体を祝福してあげることができます。祝福してあげれば、アダム家庭が愛を中心として夫婦関係を過ったことを蕩減復帰して、一度に天国へ行くことができるというのです。 * 先生が一九九二年八月二十五日を中心として三万双を祝福する時、皆さんの親に家庭を中心に氏族的メシヤの特権的な恵沢を与えました。それで息子、娘も同じ中心として認めるのです。ですから何も知らない人も一週間真の父母を信じて、血統的に過ったということを知り、真の父母の血統となって血統転換、所有権転換、心情圏転換を間違いなくすると誓う人には同じ立場で祝福をしてあげたのです。 * 今は他のものが必要ありません。旧約聖書新約聖書をすべて捨てても真の父母と真の愛を中心にすればいいのです。真の愛を通じた、真の愛を中心とした真の生命、真の血縁的因縁をどのように成すのかという問題が残っています。皆さんも文総裁の前に、御父母様の前に、祝福を受けなければならないのです。これは妄想ではありません。昨年、三万双を祝福するといった時、既成教会の牧師たちが「ははは!あの空想家、気違い」と、そう言いました。 * 三万双を祝福してあげる時、何も知らない既成家庭を一週間の修練会に参加させて祝福してあげたのです。それでみなメシヤの位置、アダムの位置、再臨主の位置に引き上げたのです。 * 一九九二年八月二十五日、その日は三万双の祝福式をした日です。このようにして堕落した父母を解放して、同じ基準に引き上げたので、堕落した子孫も同じく平等な立場に立つのです。蘇生、長成、完成です。三万双の時は、一週間の修練会を受けて誓えば、みんな祝福してあげました。それは、自分の親を解放してあげたので、親と共に子孫全体を解放して横的な平等の価値の基準に立つようになったということです。この基準がこのように論理的に成り立つので、真の父母はこのように世界家庭の主体圏に立つようになるのです。 * 一九九二年八月二十五日を中心として三万双の祝福結婚式を誰でも同じようにしてあげました。一週間だけ「原理」を聞いて、ただ真の父母を信じるなら祝福したのです。自分が堕落した血統をもっており、真の子女ではないので、絶対的にすべてのものを真の父母にゆだねました。堕落してサタンが神様の所有権を奪っていったので、全体を神様に返しながら血統転換、所有権転換、心情圏転換をして、必ず真の御父母様の子女になると誓えばいいのです。そのようなことをしたのが三万双です。 P105 次ページ だからといって、祝福を受けてそのまま終わるのではありません。家庭の規則を中心として兄さん、姉さんたちがしたことを相続した基盤の上に、祝福したことを忘れてはいけません。相続すれば、それを相続した先祖が管理、保管しながら愛したのと同じような心をもたなければなりません。それで過去のすべての先祖がもった同じ心情圏を受け継がなければなりません。しかし前と違って、サタン世界が解放されているのです。兄弟がみんな一つになっていけば、その境地を越えていくことは問題ありません。 * 三万双の祝福式をしましたが、これからは三百六十万、三億六千万も問題ではありません。三十六億も人工衛星を通じて何千箇所、何万箇所で一度に行うことができます。そのようにして全人類を祝福すればいいのです。三代の先祖がみんな解放されて祝福を受けた立場なので、その先祖の子孫と父子関係を結ぶのです。それで、上にあるものをどこへでももっていけるのです。ここにあるものをどこにでももっていって、ここにあるものもどこにでももっていくことができる平面時代になっているのです。サタンの妨害がありません。 * 今は一度に祝福する時代です。それで一週間過ぎれば、七数である一週間がたてば祝福してあげることができるのです。それを宣布したのが三万双の祝福の時なのです。だからといって、一週間ですべてのことを完成したのではありません。これは今まで六数期間をかけてここまで来たものを連結したものです。ですから個人において再び六数期間をかけて、ここに来なければならないのです。それで統一教会の伝統、思想を訓練されて接ぎ木されるので、生き残ればそれでいいのです。これはすべて論理的です。でたらめではありません。 * アダム・エバが結婚を間違ったので、祝福を通じて万国に統一圏を成していかなければなりません。初めて神様の名前で結婚式をするのです。三万双まで先生を中心として結婚式をしたのです。これは平面的なのです。同じ恩恵圏内にあるというのです。それでこれが水平線なので、三万双を中心として初めて一週間だけ修練を受けて絶対信仰さえもてば、みんな祝福してあげたのです。 * 天がサタン側を追放して世界を収拾して初めて天宙から世界、国家、民族、氏族、家庭まで基盤が築かれるのです。このように基盤を築いておくことによって天が訪ねてくるのです。訪ねてきて地上に来られる主と共に一つになって、サタンを追放した家庭の起源をつくるのです。そのような家庭を代表できる世界的時代、その時が三万双の祝福を中心として三年路程をたどる時です。 * 一昨年の八月二十五日を中心として三万双を祝福したのです。これは六時間かけてずーっとこのように上がってきたとしても、こちらは六時間かかるのではありません。ここでは何分かでこのようになるのです。それで一週間の修練を受けて真の父母を認めて、血統転換、所有権転換、心情圏転換をすると誓えばそれでいいのです。祝福を受けたのちに血統転換、所有権転換、心情圏転換をすれば、それは一族なのです。 * それが個人を中心として、個人、家庭、氏族の三段階が一つの単位です。一つのチームです。おじいさんとお父さんと自分の三代、六人の家庭が一つのチームなのです。それを外しては駄目です。顔から口を取れば、どのようになりますか。すべて三段階になっているのです。 P106 次ページ 三万双の祝福の時には、功労がない人まで祝福してあげたのです。なぜかといえば、氏族的メシヤを送って、一族を解放させるためです。メシヤになった者たちの親が今まで統一教会に反対して、その氏族全体が統一教会に反対したのです。過激に反対したのは、むしろ統一教会に入った子供をもった親たちだったのです。その反対した親を解放してあげたのです。 * 交差祝福こそ、日本が主人として最高の条件を得ることができる方法です。そのような喜びの条件なのです。今回の交差祝福は何回目ですか。二回目です。今回、天下分け目の闘いをしたのです。三万双の時、日本が必死に反対したのです。サタンは日本全体で最大の攻撃をしましたが、先生はびくともしなかったのです。その内容を本当に知っている人たちならば、秋の紅葉のように染まって既に伝道されているのです。「いやー!合同結婚、素晴らしい!」と考えるはずです。今回の三万双結婚式の八〇パーセントはNHKで放送しました。 * 昨年の八月二十五日、三万双合同結婚式をするのに日本人たち一万七千双が来て結婚したので、日本を文総裁が食べてしまうのではないかと反対して、一年間大騒ぎしたのです。言論を総動員してつぶそうとしたのです。「今年の八月、統一教会はなくなる。解体して、流れる水のようにかけらも残らないくらいになるだろう!」と言ったのです。よく知らないのです。文総裁がそのような男ならば、このようなことは始めもしなかったでしょう。 * 歴史的な伝統をひっくり返さなければならないのです。「自分の肉親のおじいさん、おばあさんとお父さん、お母さんがいるのに、真の父母とは何だ」と言うのです。これが逆説的な論理なのにもかかわらず、世界の良心ある若い青年たちは餅のようにくっつくのです。それで三万双の結婚式が可能だったのです。 * 私が一日に三千七百何双をマッチングしたのです。これからは一日に三万双もマッチングすることができるのです。先生は、そのような頭をもっているのです。それは、普通の人にはできないのです。人生の重要な愛の問題を中心として、これを行う時です。それこそ普通の人ではありません。そのような何かがあるのです。それで統一教会の教祖をやっているのです。 * 今回、三万双の祝福に参加した人たちが九十人ほど集まったと聞きましたが、手を挙げなさい。みんな若いでしょう。皆さんのおかげで、日本が大騒ぎになったでしょう。三万双が祝福を受ければ、日本民族が韓国民族に隷属するようになると考える右翼を中心とした日本の一部、そして年を取った人たちがみんな集まって反対しました。言論界と一つになって四カ月間、ずっと反対してきました。 * キリスト教の優秀だったという人たちが一発殴られるのです。二十四日にそのように殴られて頭が「ガン!」となったのに、二十五日に三万双の結婚式を見て、みんな「メシヤでなければ、こういうことはできない!」と言い、完全に再整備されて復帰されていくのです。 * 先生がお母さんの話を聞いて、息子、娘の話を聞いて、皆さんの話を聞いたならば、このようにできなかったのです。これを引っ張って越えていかなければなりません。行かなければならない道を知らないのです。今は、皆さんがどこへ行くのか分かったでしょう。誰でもみんな分かったはずです。これは簡単なことです。これから、皆さんには生きるか死ぬかということがなくなるはずですし、迫害を受けなくなるでしょう。 P107 次ページ 今回の三万双の祝福によって、整備作業がすべて終わりました。息子、娘が三万です。この三万人がみな気が違って道理が分からない人たちではないというのです。そこには学者もいて、あらゆる人たちがいるのです。それで無視できないのです。 三万双の祝福をすることによって、世の中がすべて静かになりました。この文総裁が普通の人ではないといううわさが流れたでしょう。ですから、メシヤ宣布をするだけのことはあったのです。メシヤなので、救世主であるがゆえにやったのです。 * 海水が一年に一度、満ち潮で水面が最も高くなる日があります。ただ一日しかありません。何日もあるのではないのです。一日だけです。そのように水面が最も高くなる日があるように、今回の三万双の祝福をしたのです。エデンの園において、心情圏完成基準というのも、その海水のように一度しかないのです。その時に同参しなければなりません。それでどれほど堕落した人でも、七日修練会、三日修練会さえ受ければ、みんな祝福してあげたのです。 * 三万双祝福式の時は、平面上に立つことができるすべての世界人類を御父母様が責任をもって、解放の位置に立ててあげたのです。誰でも一週間の修練会を受けて血統転換と所有権転換と心情圏転換が必要な、堕落という事実を知り、祝福を通じて真の父母が歴史全体を蕩減してくれたので自分が解放される、ということを信じればいいのです。 * 今回、三万双祝福の時は、「三日間の教育を受けただけでも祝福に同参させなさい」と言ったのです。それは原則ではありません。しかし、この小さな条件で三万双の祝福を受けて、自分が氏族メシヤとして家庭に戻り、堕落で自分勝手に結婚した自分のお父さん・お母さんを三日間教育させるのです。それで、そのお父さん・お母さんが息子、娘の話を聞くならば祝福の位置、アダム・エバの位置に引き上げるのです。 * 息子、娘はカイン・アベルで、アダム・エバ、父母の立場に同参する恩恵を受けるのです。何の功労がなくても、み言を聞いたというだけでも、父母の立場に同参することができるのです。統一教会の内部だけにあげて、サタン世界、外的な世界には与えないということはできないのです。 * レバレンド・ムーンが七月三日から八月二十四日まで「私が真の父母で、救世主だ!」と宣布しても、反対する人がいなかったのです。レバレンド・ムーンのみ言どおり救世主が再臨したとしても、レバレンド・ムーンのように、世界のためにこういうことができる人が一人もいないからです。 * 今回三万双、六万人が結婚式をしましたが、「すべて真っ赤なうそだ」と既成教会で言いふらしながら、あらゆる反対をしました。そうこうしながら、実際にやったので「おっ!」と驚いたのです。それを見て、うそをまき散らして反対してきた既成教会が落ち込んだのです。 P108 次ページ 先生は去る八月二十五日の合同結婚式には、三日間の修練会だけ受けた人たちもすべて同参させました。私たち統一教会の原理に、そのようなことがありましたか。潮が満潮になる時、これが入ってきます。エデンの園でアダム家庭を中心として、満潮になろうとしたのにすべて壊れてしまったのです。それで復帰時代に一度、満潮にならなければならないのです。今回の三万双祝福式は、歴史的な宣言です。それを中心として、すべての家庭と国家をあずかる指導者たちは、みんな文総裁に対し頭を下げなければなりません。 * 私は、世界のカップルを執り持つことができます。個人的に執り持つことが問題ではありません。パッと見れば分かります。皆さんは息子、娘の結婚相手を十年たっても選ぶことができないのに、私は一秒で十五双まで結んであげました。そのような頭をもち、世の中を隅々まで知っているので、そのようなこともできるのです。そのように思うでしょう。三万双を祝福させてあげたからです。 * 結婚は本来、真の父母がさせてあげるようになっていたのです。ところが、真の父母を失ったので世界的な父母の立場でこれを収拾して、すべて接ぎ木しなければなりませんが、それをする方法は私しか知らないので、私がせざるを得ないのです。 三万双の祝福の時、写真で婚約をしました。これは驚くべきことです。サタン世界にはないのです。結婚するに当たって、絶対的なゼロの位置に立ちなさいというのです。結婚するのに絶対信仰をもった立場に立つのです。 * エバは堕落することによって、絶対愛をもつことができませんでしたが、彼らは国境を越えてサタン世界にはない愛の道を探し出したのです。先生を絶対的に愛したというのです。神様をエバが絶対的に愛することができませんでしたが、絶対的に愛する立場に立ったのです。自分全体を否定する位置に立ったという事実を認めなければなりません。 * 三万双を祝福する時も、郭錠煥は「三万双!六千五百双の五倍にもなります。どうしましょうか」と言ったのです。六千五百双も目を大きくして死にそうだと大騒ぎしたのに、それも十年後にするのではないのです。三年以内に片づけなければならないのです。「超宗数的に、イスラム教でも仏教でも儒教でも訪ねていって何双でもすべきだ!」と言う時、「できない」と言ったのです。目がセメントのような目になりました。セメントのような目を知っていますか。凍りついた目をセメントの目と言います。「できない」と言いましたが、達成したのです。 * 金日成主席が「三万双合同結婚式を本当にするのか」と好奇心をもっていました。三万双をどのように結婚させるのかというのです。「三万双は何でもない」と言ってあげました。三万双祝福式をしたなら「その写真を一度見たい」と思っているのを私は知っているのです。今回その写真を持っていって、金正日党書記と金日成主席に見せてあげました。三万双の祝福写真が大統領官邸にはありませんが、金日成主席、金正日党書記の部屋には掛けてあるのです。それはよくやったことでしょうか、間違えたことでしょうか。それで中国の門を開けて、ソ連の門を開けました。あとは北朝鮮の門だけ開ければいいのです。 P109 次ページ 本来は金日成主席と私とが北朝鮮から来た難民、それを何と言いますか。離散家族、その離散家族をみんな会わせようと約束しました。交流を約束しました。また、「三万双を北朝鮮でみんな歓迎するから連れてこい!」と言ったのです。その時は夏なのです。皆さん、松島を知っていますか。松島海水浴場、はまなすが咲く松林、無限の松林がある白い砂浜にテントをいくらでも張ることができるので、総裁が願うならば三万双をそのまま北朝鮮で歓迎!それを政府が反対しました。 * 三万双合同結婚式を材料として私が「日成お兄さん、三万双を連れて北朝鮮に入っていきたいが、三十八度線を開ける自信があるか」と言うと、「もちろんだとも、もちろん、ああ、そいつは素晴らしい!」と言ったのです。 金日成主席が「三万双を連れて北朝鮮に入ってこい」と言ったのです。それで「ホテルがないじゃないか」と言うと、「松島海水浴場が世界的に有名な所だから、その松林に数十万人くらい入ることができる、だから十人当たりテント一つ持ってくれば万事解決だ」と言ったのです。それはそのとおりなのです。そこに食べ物を運ぶのです。元山港を解放するから、船にすべて積んで運べというのです。 * 三万双が北朝鮮に入っていって、松島海水浴場で十人にテントを一つずつ与えようとしたのです。服を脱いで過ごすことができる季節だったのです。北朝鮮でも「文総裁が望むとおりにいたしましょう」と言ったのです。それを現政府にも通報しました。それを誰が抑えましたか。現政府が阻止したのです。それでも私は滅びませんでした。天道を行く道には光明の朝が来ますが、天道を離れれば暗黒の闇がやって来るのです。永遠の闇が訪れるのです。 * 今回、三万双を金日成主席がみんな招待しました。「文総裁、あなたが願うならば、今が三十八度線を開くための一番いいチャンスだ。北朝鮮で三万双をみんな受け入れます!」と言ったのです。それを大韓民国の国民は知りません。北朝鮮からそのように言ってきたのです。北朝鮮で「三万双を受け入れます!」と言ったのに、どうするつもりですか。車に五十人ずつ乗れば何台ですか。三万双だから千二百台です。五十人ずつ乗った千二百台がつながれば何キロメートルになりますか。もしそれが行われたと考えてみなさい。 * このようになれば、南北統一の騒乱事件になったかならないかを考えてみなさい。これはもう過ぎ去ってしまいました。私は、誰がこれを反対したのかみな知っています。米国の情報を通じてみな知っているのです。私は過ぎ去る人ではありません。誰が何をしたのかをすべて記録してデータを出そうとするのです。 * 今は、統一教会を知らなければならないようになっています。統一教会を知らなければ常識のない人になります。本当なのです。統一教会を知らなければ何の価値もない人になります。これから世界に出ていきなさい。どこから来たのかと尋ねられた時、「韓国」と言えば、「三万双の祝福はどうなったのか」と言われて、そこに行けなかったなら「テレビで見ました」と言わなければなりません。そして「どうだったか」と言われた時、「壮観でした」と言い、「壮観でしたか。どんな人たちが集まりましたか」と言われれば、すべて説明しなければならないでしょう。先生もそうです。 P110 次ページ